前回、得意分野が見つからない理由について語りました。
得意分野が見つからない理由についての詳細は割愛しますが、簡単にいうと、
・得意不得意は、相対的なものである
・他人の得意分野を発見する能力に長けた人の絶対数が少ないから
というものです。
得意不得意は、周りと比べて抜きんでていれば得意とみなされるし、劣っていれば不得意とみなされます。
要は、周りとの比較を通してでないと、自分の得意分野は見つからないのです。
では、そのような環境下で、どうすれば自分の得意分野を見つけられるのでしょうか?
答えは、千差万別あるでしょうが、すくなくともこれは必要でしょう。
まずは、自分についての理解を深めることです。
具体的には、遺伝子検査を行い、自分の体が何に向いているかを知る、IQテストをして、脳のスペックを大まかに知っておくなどです。
科学的に自分の体を調べ上げ、何が得意で何が不得意かを知るというのは、誰でもできますし、知っておけば自分の苦手なことに費やす時間を減らすことができます。
単純ですが効果てきめんですよ。
次に、興味のあることはできる限りやってみることです。
いくら自分の得意不得意を科学的に調べても、実践なくしては元も子もありません。
興味のあることについては、なんでもかんでもやってみるとよいでしょう。
なんでもかんでもやるといっても、やってみて面白くないなと思ったことはやらなくてもかまいません。
わんこそばを食べるみたいに、少しずつつまみ食いをしていきましょう。
まずは、とにかくやってみることから始めてください。
こんなところでしょうか。
次回は、得意分野を見つけるではなく、つくる方法について語ります。
お楽しみに!