前回、こんな記事を書きました。
そのなかで、私服の制服化について触れましたが、どんな私服を制服にすればよいのかについては、後日語るということにしてましたので、今回は、そこを深堀していきます。
タイトルにも書いてある通り、ドレスライクなモノトーンコーデが最適ということなのですが、ファッション用語連発でようわからんという人が多いと思いますので、順をおって説明していきますね。
発達障害者にとって、何を着ていけばいいか分からないというのがけっこうな悩みです。
私自身、私服の制服化をするまでは、めちゃくちゃなコーデばかりしてましたので、気持ちはよく分かります。(全身カーキ色の軍人みたいな服を着ていたり)
何が難しいって、場に合わせるだの、自分に似合う服を選ぶだの、TPOに適した装いをするというのが、あまりにもハードルが高いわけです。
ハードルが高い原因は、人それぞれかもしれませんが、私の場合、何をどう組み合わせればいいのかを、理屈で説明してもらわないと納得ができないという強いこだわりがあるため。
「これが似合うよ」と言われても、腹落ちしない限り、どうしても着たくない気持ちが勝ってしまいます。
とはいっても、自分自身が着たいものばかり着ていては、完全に周りから「浮いて」しまいかねません。
健常者であれば、そうした気持ちに折り合いがつくのでしょうが、発達障害からくる強いこだわりがある私にとっては、どうしても譲れないところは譲れませんでした。
幸い、大学までは、多少奇天烈な格好をしていても、そのような格好をしている人は少数派ながらも一定数はいたので、悪目立ちするというほどではなかったのですが…
要は、TPOに合わせ、かつ自分のこだわりをクリアした服を着るなんてのは、あまりに難易度の高い行為なのですよ。
結論からいいます。
ドレスライクかつ、モノトーンな服装以外をばっさり手放して、そればかりを着るようにしてください。
これさえクリアできていれば、あとは着心地の問題なので、各々に適した素材の服を着れば問題ありません。
なぜ、
ドレスライクで、モノトーンコーデが最適なのかの理由について語っていきますね。
①幅広いTPOに合わせやすい
ビジネススーツの定番色が黒やグレーであるように、私服もそれに倣うと、おのずとドレッシーな印象を与えることができます。
なんといっても、見た目がスーツっぽく見えるので、それだけで幅広いTPOに合わせやすくなります。
いちいちTPOに合わせた服を逐一チョイスしなくて済むのは、本当に大きいです。
②似合わない人はいない
また、モノトーンコーデのいいところは他にもあります。
それは、着る人を選ばないということ。
これも、おすすめするポイントでしょう。