先日、こんな記事を書きました。
意識レベルの心がけではなく、行動を起こしまくることで、うまく付き合っていくというのを語りましたが、具体的な行動の中身については、触れていなかったので、踏み込んでいきます。
発達障害をもっていると、人間関係、仕事、日常生活において、こなしていくハードルがぐんと上がります。困ったことに、発達障害というのは、目にみえるものではないため、他人からの積極的なサポートも得にくく、基本的には自前でなんとかするしかありません。
しかしながら、私自身、発達障害の診断をもらって以来、いろいろな方法を数多く試してきました。そのなかで、比較的うまくいった方法を厳選してありますので、よろしくお願いします。
①私服の制服化
発達障害の特性を持っていて、何が困るかといえば、TPOを適切に判断して行動するというのが極めて難しいことです。
相手の感情を読み取ることが困難である上、強いこだわりがあったり、触覚過敏であるため着られる服が限られたりと、服を選ぶハードルがぐんと上がります。
そこで、おすすめなのが、毎日、同じ服を着るということです。正確には、同じ服を複数買っておいて、それらを着まわすのです。
「同じ服ばかりでは、他人に指摘されてしまうのではないか」
「同じ服を何度も着ると飽きるのではないか」
そういう声もありますが、そもそも、他人は自分自身のことしか興味がない人が大半なので、心配することはありません。また、発達障害を持っていると、強いこだわりがある傾向があるため、同じ服を着続けた方がストレスフリーに過ごせるのです。
どんな服を制服化すればよいのかについては、また触れていきますね。
②週に一回は、自宅のみで過ごす日をつくる
発達障害があると、オンの時に非常に気をつかっているからなのか、非常に疲れやすい傾向にあります。
「それなら、休めばいいじゃん」と思うかもしれませんが、どのぐらい疲れているかを感覚的に把握することが極めて難しいため、限界を超えて動き続けたりすることもしばしばです。
そこで、おすすめなのが、強制的に休む日を作ることです。発達障害を有している私自身の経験上、月に4日は休む日を作っておかないと、平日の朝にベッドから起き上がれないという事態に陥ってしまいます。
「一日休養、一日教養」ではありませんが、休日をすべて出歩く日にしてしまうのではなく、積極的に体を休める日を作っておくのがベターです。
「家で過ごせといっても、何をすれば」ということに関しては、後日詳しく語っていきますね。