先日、こんなツイートをしました。
根性論ほど、いらないモノはないです。
— ミニマリスト ポレポレ (@poreporeminimam) 2021年1月2日
気合だとか根性だとかで解決出来ることは、ほとんどありません。
はるかに大切なことは、ミスをしない仕組みを作り、いかに良質なアウトプットを産めるかに徹することです。
ここが分からない日本人が多すぎます。
「気合いや根性、覚悟が足りない」
そういわれた方も多いのではないのでしょうか。
結論からいえば、そのようなアドバイスをしてきた人はシャットアウトしてしまって問題ありません。
というのも、気合いや根性がネックになっていることって、ほとんどないのですよ。
例えば、いくら教えてもなかなか仕事を覚えられない、こちらの思った通りに動かない人がいたとします。
多くの人は、もっとやる気を出せだの、根性みせろだのといったアドバイスをしてしまいがちです。
ですが、このケースでいうなら、本当に相手だけに問題があるのでしょうか。
軽く考えただけでも、これだけの要因があるといえます。
・相手に干渉しすぎ、または、放置している
・相手のレベルに合わせた仕事を振っていない
・こちらの指示が曖昧すぎる
・複数の上司からまったく方向性のことなるアドバイスをされている
・こちらの期待値が高すぎる
・彼の仕事の適性があっていない(配置ミス)
・進捗確認をこちらからしていない
少なくともこれだけの要因があるともいえるのに、相手に原因があるとばかり考えてしまいがちです。
では、なぜ、そもそもこれだけ日本社会に根性論がはびこっているのか。
答えは、いろいろあるでしょうが、日本人はあまりにも人に物事を教えるスキルがなさすぎるからです。
プレイヤーとして優秀な人が、マネージャーとして優秀かは、まったく別ものです。
多くの企業では、プレーヤーとして優秀でないとマネージャーの地位につけなくなっているので、お察しですけどね。
教え方をどうすればよいかについては、過去記事を張っておくので、ご参照ください。