今回のテーマは、分かりやすい説明をするコツについて語っていきます。
以前、こんな記事を書きました。
今回はその姉妹編として、人に何かを説明するためのコツだったりをアドバイスしていきます。
唐突ですが、皆さん、人に何かを教えたり説明したりするのは得意ですか?
説明力がつくと、相手に自分の考えや意見を伝えやすくなる上に相手からの信頼を得ることができます。
いつの時代も、相手に教えるスキルを持つ人材は不足しているため、重宝されるからです。
「あいつは、優秀なやつだ」
「あいつに任せておけば安心だ」
そういう評価をうけやすくなります。
あなたも、これを聞いて説明上手になってやりましょう!
これから、どうすれば説明力をつけることができるかについて語っていきます。
①ゴールを常に意識させ続ける
ヒトは、どこに向かっているか分からない話を聞き続けるだけの集中力を有していません。
新聞のように、まずは自分の主張を明確に示したうえで細部の説明に入っていかないとなかなか聞いてもらえないものです。
そこでおすすめなのが、自分が何についてどのぐらい話すかを先に示しておくというものです。
何分くらい話すか、どの内容についてどのくらい話すかを伝えておけば、こちらの話を最後まで聞いてもらいやすくなります。
②一文を短くする
一文が長すぎると、話を飲み込みにくくなるため、説明が分かりにくくなりがちです。
適度に文章を区切っていきましょう。
目安としては、1文50文字程度で区切ると理解しやすくなります。
③相手にとってのメリットを提供する
ヒトは、自分にとって有益でない情報は聞き流すようになっています。
通販番組をイメージしてください。
冒頭に
「こんなことで困っていませんか?」
「そこで、○○の出番です!」
といった具合に、相手にメリットがあることを明示していますよね。
それと同じで、相手にとって有益な情報やモノを提供する姿勢を見せるのです。
実際にやってみた時の相手の反応
私自身、パソコン教室の講師として人前で説明していた経験がありますが、
①ゴールを意識させる
②一文を短くする
③相手にとって有益な情報を提供する姿勢を見せる
この3つは常に意識していました。
そうすると、私が担当している講義の間は、集中して説明を聞いてくれる生徒が続出しました。
最終的には、
「講義を受けて、ためになった」という評価をほぼ全員から得ることができました。
まとめ
説明するスキルは誰しもが訓練次第で習得できるスキルです。
これまで紹介した内容は、どれも難しくはありません。
ですが、多くの人は、「才能やセンスがないと、分かりやすい説明はできない」
と思いこんで何の改善もしないのです。
その他大勢から抜け出しましょう!