ミニマムライフポレポレ

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「仕事ができる」だけでは半人前である理由

今回は、「仕事ができる」だけでは半人前である理由について語っていきます。

 

みなさん、唐突ですが、仕事ができる人間になりたいと思いますか?

 

向上心のあるなしにかかわらず、無条件でなれるとしたら、仕事ができる人間になりたいというのが人の常でしょう。

 

しかしながら、仕事だけができても、そのノウハウや知識を周りと分かち合えない人材は、半人前なのです。

 

なぜなら、どれだけ仕事ができようが、ヒト一人のチカラは、限界があるからです。

 

どれだけタフネスでも、不眠不休で働き続けることは不可能ですし、どれだけ知識が豊富でも、一個の人間の脳に入る情報量はたかが知れています。

 

それどころか、一人の人間でできてしまう業務は、機械やAIに代替されていくでしょう。

 

AIや機械の進化が著しい現代社会において、自分のチカラだけでやっていくというのは、ナンセンスともいえます。

 

では逆に、そうした時代に適応していく人材は何か。

 

自分のノウハウや知識を周りと共有できる、言い換えれば人を育てるのが上手いヒトが生き残っていくのです。

 

相手の抱く感情や思考を読み取り、それに合わせた指導をするというのは、まだまだ機械やAIが苦手とする分野です。

 

ですが、仕事ができても人に教えるのはからっきしというヒトが多いこと、多いこと(笑)

 

後輩や生徒が伸び悩んでいるのをみて、自分の教え方が悪かったと反省する人が圧倒的に少ないんです。

 

人に教えることは、確かに簡単ではないですし、直接自分の評価にはつながりにくいので軽視してしまう人も少なくないかもしれません。

 

しかしながら、こうした人材は長期的にみて会社のお荷物と言わざるを得ないでしょう。

 

なぜなら、会社を動かしていくのは、人的資源だけだからです。どれだけ資金があろうと、物的資源があろうと、時間があろうと、それらを扱えるのは、人的資源だけなのです。

 

仕事ができる人材を目指すのはそれはそれで問題ありませんが、もっと自分の後輩や部下の能力を限界まで引き出すことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

教え上手でないと生き残れない時代が到来しているのですから。