今回は、ミニマリスト流のコミュニケーション術について語っていきます。
唐突ですが、みなさん、人とコミュニケーションをとるのは得意ですか?
知らない人とすぐに打ち解けられたり、自分の提案を通せたり、相手の主張を上手に理解できたりなど、は得意でしょうか?
「あんまり自信はないかも」
そう感じる方はけっこう多いのではないのでしょうか?
かくいう私も、その一人です。
ほんの数年前までインターネットプランの提案をアルバイトとしてやっていたため、提案を通すことはそこまで苦ではありません。
しかし、初対面の人の気持ちや心情に合わせた言葉をチョイスして、適切な言い回しを行うという、いわばカウンセリング的なことはからっきしなのです。
しかしながら、ミニマリズムを対人コミュニケーションを取り入れるようになってからは、少なくとも初対面の人を不快にさせない程度のコミュニケーション能力は、つきました。
その秘訣とは、横綱相撲です。
相撲界で最高ランクとされる、横綱がとる相撲とはどんなものか、ご存知でしょうか?
どういうものかといえば、まずは相手の出方や戦い方を受け止め、それに慣れることから始めます。ある程度出方やリズムがつかめてから、攻撃に転じていくのです。
これをコミュニケーションに応用すると、こんな風になります。
①ひたすらに傾聴する
まずは、相手のいうことに全神経を向けることから始めてください。
「私は、あなたのいうことをきっちり聞きますよ」という姿勢を崩さないことからスタートしましょう。
具体的には、姿勢は崩さず、目線は相手の方へ、適度に相槌をいれ、表情は相手のしゃべる内容に合わせて変えていくのです。
この段階では、まず相手にひとしきり喋らせることをゴールとしてください。
②相手のいうことを繰り返す
相手が自分のいいたいことをひとしきり話してからは、少しずつこちらからも発言していってください。
とはいっても、まずは相手のいうことをオウム返しする要領で、相手の主張を繰り返していきましょう。
これで、話し手は「自分の言っていることを理解してくれている」と感じてもらえます。
あとは、相手に質問するなどして、相手からより多くの意見を引き出すよう努めるだけです。
慣れない方は、①だけでも効果ありますので、実践してみてください!