先日、こんなツイートをしました。
聞き上手になっておくことの価値は、今後も高まり続けます。
— ミニマリスト ポレポレ (@poreporeminimam) 2020年7月5日
そもそも、大多数の人が話したがりなので、聞き上手の価値の希少性は、上がる一方です。
人と逆のことをしていれば、成功に近づけるその典型といえるでしょう。
結論から先にいうと、聞き上手になっておくと、あらゆる面で有利に物事を進めることができます。
というのも、聞き上手な人って、思った以上にはるかに少ないんですよ。
理由は、大きく分けてふたつあります。
ひとつは、人の話を聞く、自分の意見を話すといったコミュニケーションの訓練を日本人の大半が受けていないからです。
日本人は、物事を教えることが下手であるとよく言われますが、これも教える訓練を受けていないことに起因します。
とにもかくにも、コミュニケーションを上手にとる術を自力で学ばざるを得ないのが今の日本社会です。
そのため、コミュニケーションの質の差が顕著になりがちです。
上手い人はとことん上手いし、下手な人はまったくといっていいほどコミュニケーションがとれないといった感じです。
もうひとつは、大多数の人が人の話を聞くことよりも、話すことの方がはるかに好きだからです。
なぜ、話すことの方を好むかといえば、ちょっとオーバーな言い方にはなりますが、他人に興味があまりないからです。
他人に興味がないが、自分のことには興味津々という方が圧倒的に多いのが現状です。
そんな中、聞き上手になっておくと、どんなメリットがあるでしょうか。
いろいろありますが、周りの人から信用されやすいということがあげられます。
人間には、自分の話を親身になって聞いてくれる人のことを好きになってしまう習性があるからです。
信頼を得ることができれば、それだけ自分の思い通りに物事を進めやすくなるのです。
では、どうすれば聞き上手になることができるのでしょうか。
答えは、いろいろありますが、大前提として相手に興味を持つことが大切です。
もっと正確にいえば、「あなたに興味をもっていますよ」という姿勢を相手に伝えることです。
うなづき方、アイコンタクト、姿勢、話題の振り方などなどを工夫して、相手に興味があることをアピールするのです。
聞き上手になるのに、学歴も資格も何もいりません。
これができれば、それだけで生計を立てられるくらい、強力なスキルです。
身に付けておいて損はないので、この際身に付けちゃいましょう。
特に、おすすめの本はこれです。