今回は、成果が出せる仕事術について語りたいと思います。
みなさん、仕事で成果が出ているでしょうか。
それとも、ブレーキがかかった状態で、あまり成果は出せていないでしょうか。
どちらにしても、成果をもっと出したいという方は多いように思います。
私自身、公務員業界のみではありますが、仕事をされる方をたくさん見てきました。
それと自分の経験を踏まえて、どうしたら仕事で成果の出せる人間になれるかについて語っていきます。
結論を先に述べるならば、選択と集中が上手い人は、仕事ができる人が多いです。
具体的には、自分の時間と労力をどこにつぎ込むかの見極めがうまいということです。
自分の時間と体力には限りがあります。
その限られた資源をどういう塩梅で配分していくかが常に求められます。
この見極めが上手な人ほど、仕事に無駄がなく、逆に時間と労力のつぎ込みに過不足ある方は、仕事のできにムラがあります。
ではどうすれば、選択と集中が上手になるのでしょうか。
おすすめしたいのが、「今、ひとつしかできないとしたら、何をするのか」に基づいて行動することです。
人間、複数のことを同時に回すことはできません。
仮にできたとしてもそのタスクのクオリティは高くないことが多いでしょう。
結局は、シングルタスクでひとつずつこなしていく方がいい結果が得られやすいものです。
また、タスクに劣後順位を決めるのもいい方法といえます。
何を優先してやるかではなく、どのタスクが現状すべきでないかを決めることです。
なぜこのような方法がいいかといえば、優先順位をつけてもなかなか決めるのが難しいからです。要は、すべてのタスクが重要にみえてしまうということです。
そこで、なにが最も重要でないか、後回しにすべきかを決めることで、最も重要なタスクがおのずと浮かび上がります。
あとは、そのタスクに集中して取り掛かればいいだけです。