今回は、公務員の現状について語りたいと思います。
みなさん、公務員にどんなイメージを持たれていますか?
「安定している」、「将来が安泰である」
そんなイメージをお持ちなのではないでしょうか?
確かに、安定性は抜群にある職場であると思います。
年功序列・終身雇用が守られていますし、福利厚生もしっかりしています。
一見、ホワイト企業の鑑のようですが、
これこそまさに公務員社会が抱える構造的な問題を表しているというのが今回のテーマです。
年功序列といえば聞こえはいいですが、裏を返せば年齢だけで評価される職場ともいえます。
そのため、ものすごいできる若手が大抜擢されることは、ありません。
それどころか、若手に仕事ができない上司の分の仕事をおしつけているといったこともあります。(要はパワハラです)
終身雇用についても、まったく仕事ができない上司がいても解雇することはできないため、扱いに困るというのが現状です。解雇することで、組織を若返らせることができないため、言い方はぞんざいになりますが老害がのさばる社会になっています。
このように長所がよくも悪くもそのまま出ているのが公務員といえます。
しかしながら、終身雇用・年功序列という魅力すら近い将来消えてしまうのではないかと思います。
少子高齢化に伴い税収が減っていく日本においては、公務員の人件費をすべて賄うことは難しくなっていきます。今現在は、新採の数を減らすことでなんとか対応していますが、それでも対応しきれなくなるでしょう。
早期退職者の募集を何度も呼びかけたり、退職金を減らされたりといったリスクを負うようになるのは、そう遠くない未来なのかもしれません。
問題は、こうした状況にどう立ち向かっていくかです。
方法としては、現状ふたつしかないように思います。
今すぐ転職するか、独立するかの二つです。
その選択ができるよう、スキルを蓄えておくのが現実的ではないかと思います。
例えば、プログラミングスキルを習得してフリーランスエンジニアになる道を構築したり、せどりやブログを運営して収入源を増やしたりといったことです。
このように、自分ひとりでも生き残れる道を模索していくのが重要となってくるかと思います。
今回は、ここまでです。読んでくださりありがとうございます。